オルデリック

1302年 (16歳)

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シチリア王オルデリック: 戦地ではあるが、父の死に伴い、急きょ即位することとなった。
皆、結束してこの難局を乗り切り、無事に故郷へ帰ろうではないか。

: さて、世界情勢に特に変化はない。

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: スンニ派によるエルサレム王国へのジハードに対し、フランスとシチリアが加勢している。
また、父の死の間際に、ビザンツアイユーブ朝アレッポを求めて聖戦を起こした。
ジハードの最中で、スンニ派の援軍は来ないと踏んだんだろうな。
ビザンツの女帝ケール…。母方の祖母とはいえ、油断のならない主君だ。

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: 祖父・オズバーンの代から、何度も一族の子弟の教育に口出しして、正教とギリシャ文化を植え付けようとしてきたそうだが…、冗談じゃない。
ノルマン人の誇りを奪われてたまるものか。(Proud)
やはり、ギリシャとイタリアでは風土も慣習も違う。
別々の国であるのが自然なのだ。
なんとしてもイタリアを統一して独立したいものだ…。

: エルサレム防衛戦は、今は城攻めのために暇だ。
今のうちに、父の代で婚姻を結んでいた諸侯との相互不可侵を確認しておいたほうがいいな。

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姉・エルサレム王妃・セレヴァ: 久しぶり、オルデリック。そして、ありがとう。
義兄・エルサレム王・オンフロイ: 諸侯が援軍を渋る中でのシチリアの加勢は、まさに干天に慈雨を見る思いだよ。

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: これは姉上。
エルサレム王まで、わざわざお出迎えくださって。
いやなに、今は城攻めをしているところですし、互いの陣地も近いのでご挨拶にと思いまして。
: 友好関係の延長は、もちろん承諾させていただくよ。
しかし、成人したばかりだというのに、堂々としておられる。
父君のことは残念だったが、シチリア王国は安泰だな。
: 恐縮です。
エルサレム王、いえ義兄上には、王の先輩として教えていただきたいことがたくさんあります。
: ときに、黒死病の勢いはとどまるところを知らぬ。
ただ、イタリア南部では終息しはじめているそうな。

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: もし、この国でも黒死病が広まったら、あなたは帰国したほうがいいだろう。
: いえ、そんな。
: 疫病の流行により休戦となった例はいくつもある。
攻撃側のムスリムにとっては、とんだ迷惑だな。
エルサレムの民は、神のご加護があるから大丈夫。(Zealous)
しかし、あなたは御身と御自身の国を第一になされよ。
: は…、はあ。


: 私は聖地に来て日が浅いが…、この国の人々や、救援に集った戦士たちの姿を見ていると、気が引き締まるな。
思えば、多くのご先祖もこの地で戦ったのだ。

: 終息しつつあるとはいえ、シチリア本土はまだ危険だ。
次兄のバーナードを後継者に指名してアンコーナ公に据えているが、バー兄(ばーにぃ)も将軍に任命してこちらへ呼ぶか。
長兄のオスウルフは、すでに黒死病に冒されているそうだ。
…おそらくダメだろう…。

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次兄・アンコーナ公・バーナード: 大変だ。いよいよ黒死病がこの戦地でも流行しはじめたぞ。

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: ぐぐ、補給に支障をきたすようになったな…。
が、城の奪回は順調に進んでいる。
そのおかげで、友軍が野戦を挑む気になったようだ。
我々も参加しよう。

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: よしきた。
オーガナイザー特質を持った将軍に預けて戦場へお;sd=FS{DF=~~)00o;l-- ...
: ………?
なんだ?
何も聞こえないぞ。
どうしたんだ。
いや、俺か?
俺の体に異変が?
どうして。
こんな。
嘘だろう?
嘘だといってよ、バー兄…

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16歳で死去。
戦地で流行した黒死病による、あっけない死であった。



編集後記

あっさり病死してしまいましたが、わざとではありません。
エルサレム黒死病が広まった時、供給限界が下がってドクロマークが表示されたことに焦り、軍を分散することに気を取られました。
すると友軍も移動しはじめて敵軍と激突する気配となったので、今度は援軍を向かわせることに気を取られました。
そんな中で突然、継承ダイアログが表示され、一瞬、暗殺されたのかと思いました。
『So be it』のボタンをクリックしてダイアログを消すと、右上のメッセージ欄に『オルデリックが黒死病にかかった』という表示もありました。
どうやら感染と同時に死亡したようです。
本当に、呆然としました…。