絹と香辛料を求めて #6

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1296年

マルコ・ポーロ(43歳): 先年に独立したササン朝は、チャガタイ・ハン国が滅ぼしてしまいましたね。
ダバノ(ドージェ、40歳): やはり、モンゴルからの自立は早すぎたんでしょう。
ところで、私の長男の教育についてですが。

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ダバノ: いい加減な知識を吹き込まないでください。
マルコ・ポーロ: いや、これは。ヤコポくんがあまりに優秀で、私には教えることがもうないのです。
ダバノ: え?マルコさんの政治値は80ですよね?
では、長男はそれ以上の器ということですか。
マルコ・ポーロ: 各種の都の称号は隣のナポリに移っていますが、ベネチアも同じ文化度なので、出生・登用される人材はどんどん優秀になっていますからね。
「水の都以外は称号取得禁止」などの縛りが必要だったかもしれません。
ダバノ: しかし、領土拡張も縛っているのに、それではやりがいがなくなってしまいますよ。
マルコ・ポーロ: それもそうですね。
ところで、ハフス朝が金4000での同盟更新を拒否しました。
ダバノ: 文化アイテムを贈るというのもシャクにさわりますね。
もう、これっきりにしましょう。
攻めてきたら撃退するだけです。


ロレンツォ(ティエポロ次男、19歳): 大変です!
オゴタイ・ハン国元朝のサヤンを攻め落としました!
モンテコルビノ(50歳): なんと…。
では、元朝の後継者のドルジ様はどこに?
ロレンツォ: どこにも見当たりません。
乱戦で亡くなられたのではないかと。
モンテコルビノ: では、後継者は誰が。
ロレンツォ: 王族の最年長者は49歳のフゲチ様ですね。
襄陽を治めています。
モンテコルビノ: 咸陽のすぐ隣じゃないか。
こう言っては何だが、我々にとっては使者を送りやすくなるな。
ロレンツォ: そうですね。
私もサヤンでの常駐をやめて、咸陽へ戻ることにします。

1297年

マルコ・ポーロ: ケルンがノルウェーに攻撃されました。
ダバノ: いつもなら周辺を略奪した後で攻め込むのに、今回は四方を囲んだらすぐに攻めてきましたね。
防御度1なので、いけると思ったんでしょう。
これなら、同盟期間終了後の神聖ローマ帝国も攻めてきてくれるでしょう。
マルコ・ポーロ: さて、迎撃ですな。
ケルンには機動・火攻・智謀88の優秀な将軍を配置しています。
ウルバンの威力を見物させてもらいましょう。

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ダバノ: なんという一方的な戦い…。
マルコ・ポーロ: 1ターン目で雨が降っていた時は冷や汗が流れましたが、2ターン目以降はずっと晴れてくれたので助かりましたね。

1298年

マルコ・ポーロ: ドージェ、カスチラ王国を支援しましょう。
ダバノ: どうして?
マルコ・ポーロ: マリーン朝は、カスチラを滅ぼせば次は神聖ローマ帝国アビニョンを攻めるでしょう。
そうなると、神聖ローマ帝国は防戦に専念して、ケルン奪回を諦めるかもしれません。
ダバノ: たしかに。
カスチラはマリーン朝からの防波堤とすべきですね。

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マルコ・ポーロ: ウルバンも金銭も贈りましたが、トレドは崩壊寸前です。
援軍も送りましょう。

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1299年

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ロレンツォ: ついに大ハーンも亡くなりましたか。
モンテコルビノ: 後継者はやはりフゲチ様だったな。
よし、先ごろベネチアが得たステンドグラスの技術を手土産に、私が襄陽へおもむこう。

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1300年

マルコ・ポーロ: ベネチアの援助によって、カスチラは息を吹き返したようです。
ダバノ: 神聖ローマ帝国との同盟が切れましたね。
「ウィリアムテル」発生まであと7年。
脅迫の使者を送って友好度を下げて、ケルンへの侵攻を誘うことにしましょう。

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マルコ・ポーロ: 友好度がゼロになったら、間諜を潜入させてくるようになりましたね。
ダバノ: あとは、がら空きのケルンに目を向けてくれたら…。