絹と香辛料を求めて #3

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1281年

モンテコルビノ(35歳): 咸陽もあとひとつで最大規模だな。
田畑を集中して開発した結果、総合収支は黒字になった。
定住から6年、運営は盤石になったなぁ。

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マルコ・ポーロ(28歳): これなら、元朝との同盟が突然切れても
心配いりませんね。
モンテコルビノ: 今後、絹織物はすべて本国へ送ろう。
襄陽との交易には、漢方薬と馬をあてよう。


ジャコモ(ティエポロ長男、10歳): 夏、盛夏、秋、冬の4ターンで
エジプトまでたどり着けた。
さすが、水上移動2倍の効果。水の都さまさまだな。

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1282年

ジャコモ: と思ったら、年が明けて移動距離がガクンと落ちたぞ?
これって…。


ダバノ(26歳): ドージェ、水の都の称号がナポリからベネチアへ移りました!
ティエポロ(ドージェ、63歳): しまった。
おそらく「文化」持ちの隊商ユニットのせいだな。
逆転が起こらないよう、今後は「文化」持ちは使わないようにしよう。
それにしても、インド洋の荒波に向かうのはこれからだというのに。
ジャコモ、無事にたどり着いてくれよ…。

1283年

ダバノ: 水の都の称号がナポリに戻りました。
ティエポロ: ふう。
ダバノ: 代わりに、ベネチアは工芸の都になりました。
オリーブ油を300以上の代価で売り払えるようになりましたね。
ティエポロ: もはや財政の心配は無用だな。
さて、イタリアには空き地がほとんどなくなった。
交易で文化度を均した後は、工芸所を武器工房へと建て替えていこう。


ティエポロ: はるばる中国から旅してきた隊商ユニットの姿が見えたぞ。

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ティエポロ: ええい、待ちきれん!
本拠をナポリからベネチアへ戻す。
ダバノ: ハフス朝にはドージェ抜きでも十分対応できますからね。
どうぞどうぞ。
しかし…、ゲーム開始から12年。
長い道のりでしたな。

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ティエポロ: おお、ベネチアに絹織物が。
偽物でもなく、質の高い品物がこんなに大量に。
ダバノ: ベネチアの威名は欧州にとどろくことでしょう。
ティエポロ: ベネチアの全ての仲間に感謝する。
無事に運んでくれた漢人の胡安どのも、ご苦労だった。
ぜひ、東方の事情を聞かせてくれ。

1284年

ダバノ: 大変です!
ジェノバから発した軍勢がナポリに迫っています。
ティエポロ: しまった、油断していた。
ドイツはハンガリーチューリヒを攻めたり、
首都のケルンをノルウェーに攻められたりしていたから、
ベネチアにかまう暇などないと思っていたぞ。

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ダバノ: 最終的には敵を全滅できましたが、3対1の海戦で
コンピュータに任せて負けた時は焦りましたね。
ティエポロ: 自動戦闘は運の要素がないと聞くから、
あの敗戦は必然だったというわけか。
歩兵と弓兵のバランスなど、編成を工夫しなくてはならんな。


ジャコモ: ようやく、セイロン島にたどり着いたぞー!
3年余りの航海。長かった…。
新しく築く都市は、この島の古い呼び名を採ってランカと名付けよう。
ヒンドゥー諸王朝とはすでに同盟しているから、
しばらくは都市建設に専念できるな。
早く自活できるように、がんばらなきゃ。

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1285年

マルコ・ポーロ: 咸陽が穀倉の都になりました。

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モンテコルビノ: ベネチアの商業が、そしてカトリックが、
この地にしっかりと根づいた証だね。
定住から10年。
お互い、よく頑張ったねえ…。
マルコ・ポーロ: 今は施設の建設はほとんど行なわず、
大都との交易に力を入れています。
モンテコルビノ: 大都の武器・戦術の文化は魅力だからね。
元朝との関係が良好な間に、できるかぎり吸収したい。

マルコ・ポーロ: それにしても、しばらく前から姿を見せていた
アフマドどのを、やっと登用できましたね。
モンテコルビノ: 史実でも暗殺されたらしいから、
政争に巻き込まれて出奔していたのかもしれないな。
せっかくだから、イスラム式の病院を建ててもらおう。


ダバノ: 久しぶりにハフス朝が攻めてきました。2部隊です。
ティエポロ: 今度は慎重に手動戦闘で迎撃しよう。
…よく確認していなかったが、1部隊は敵の王子が率いていたのか!
ダバノ: 手動戦闘で良かったですね。
そして、王子の登用に成功しました。
ティエポロ: CK2ならば乗っ取りを画策するところだが、
チン4では無理だな。
ダバノ: 私に預けてもらえませんか?
イスラムの文化や学問に興味があるので。
ティエポロ: いいだろう。
これまでのベネチアは、工芸所で交易の収入を増やし、
次に武器工房で戦力の向上を図ってきた。
君の時代は学術を発展させるといいだろう。
期待しているよ。