絹と香辛料を求めて #1

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1271年

マルコ・ポーロ(18歳)🔗: ドージェ、出国のお許しを。 教皇の手紙を大元帝国の皇帝に届けたいと思います。
モンテコルビノ(25歳)🔗: 私も、史実よりちょっと早いですが、東方の布教に。
ティエポロ(46代ドージェ、52歳)🔗: いいよ。
ただ、その前にベネチアの増築を手伝ってくれないかな。

モンテコルビノ: 夏の時点で、ベネチアの規模が8になりました。
ティエポロ: ごくろうさま。
じゃあ、東方へいってらっしゃい。
モンテコルビノ: あの…、なぜ移住ユニットなのですか?
ティエポロ: 布教するには足がかりが必要だろう?
どうせなら絹の産地に定住して、居留地の運営が落ち着いたら
こちらに絹を送ってくれ。
モンテコルビノ: それが狙いだったのですか。
ティエポロ: あ、マルコくんは、もう1ターン待って使者として出発してくれ。
移住ユニットの安全のため、通り道の勢力には
文化アイテムを贈って同盟を結ぶように。
マルコ・ポーロ: はあ。


マルコ・ポーロ: モンさん、大変なことになりましたね。
モンテコルビノ: (モンさんって私のことか…?) うん。まあ、しかし、
ドージェの言う通り、拠点を築けば布教がはかどるのも確かだ。
ただし、周辺諸国を刺激することにもなるけどね…。
だから、定住予定地の周辺諸国の同盟締結も、マルコくんに任せたよ。

1272年

ティエポロ: うーん、なかなか人材が見つからないな。
ベネチアの将軍は、いまだに初期の4人だけだ。
ダバノ(16歳)🔗: あのう、私はこのまま畑仕事をしてていいのでしょうか?
ティエポロ: おお、今まで出番のなかったダバノくん。
たしかに、2人で人材発掘にあたれば確率も上がる。
しかし、ナポリ王国に備えて徴兵し続けるためにも、
田畑を増やすことは重要だ。
君は唯一「農業」を持ってるんだからね。
ダバノ: マルコさん達はビザンツを経由してキプチャク=ハン国を通過中で、
言いつけどおりに文化アイテムを贈って同盟を結んでいるそうです。
ナポリに対しても同盟を結べば安心なのでは?
ティエポロ: ナポリとは距離が近すぎるから、すぐに破棄されてしまうだろう。
戦いは避けられないね。
それに、神曲のイベントのためには、ナポリの領有は必須なんだ。
ダバノ: そうですか…。
早く学問に没頭したいなあ。

1273年

ティエポロ: 妻は順調に2人目を妊娠してくれたが、
人材がまだ見つからない…。
ダバノ: た、大変です!
ナポリが攻めてきました!

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ティエポロ: くっ、我ら2人で対応するしかない。
ダバノくん、畑仕事を中断して、戦闘準備だ!
ダバノ: おや、ナポリ軍は次のターンですぐに引き返していきました。
ティエポロ: まだ本気ではなかったということか。
ともかく…、人手が足りん。
せっかく入城したのだから、ダバノくんにも登用を手伝ってもらおう。


ティエポロ: ようやく、1人見つけてきたぞ!
バンコ=ボッタロくん29歳。「登用」持ちだ。
ダバノ: じゃあ、私は城外の仕事に戻ることになるんですね…。
あ、そうそう、マルコさん達はチャガタイ=ハン国のアルマリクに到達したそうです。

1274年

ティエポロ: さらにもう1人追加。
アルトヴァくん24歳。「城攻」持ち。
ダバノ: またナポリから軍勢が。
騎士のみで編成された1部隊ですが、敵将はロジェです。
ティエポロ: 史実の人物か。
水軍適正が高い。だから港に布陣したんだな。
よろしい。私が迎撃しよう。


マルコ・ポーロ: おお、ようやく大都が見えてきた!
さっそく皇帝に拝謁しよう。

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フビライ(60歳): 西方より、教皇の手紙をたずさえて来たそうだな。
大儀であった。
マルコ・ポーロ: このベネチアグラスもお納めください。
つきましては、我が国との同盟と、居留地設営のお許しを。
フビライ: よかろう。


マルコ・ポーロ: ふーっ。大役を果たすことができたな。
モンテコルビノ: マルコくん、私のほうは敦煌を過ぎたところだよ。
ただ、気がかりな情報が。
移住予定地の西安のあたりを南宋の軍勢がうろついているそうだ。
マルコ・ポーロ: 実は、大都の近くにも。
これからすぐに、南宋との同盟も結びにいきます。

1275年

モンテコルビノ: 春、ついに、絹の産地にたどり着いたぞ!
咸陽と名付け、ここに定住しよう。

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マルコ・ポーロ: 黒サンタの独り言さんの情報によれば西安(咸陽)はもう少し西だそうですが、
2つの方面が川に接しているここが最適でしょうね。
モンテコルビノ: 正直、いつまでも維持できるとは思えない。
でも、なるべく守りやすい地形じゃないとね。
さて、まずは現地人の雇用から、だな。


ダバノ: マルコさん達は無事に中国に居留地を築いたそうです。
ティエポロ: おお、絹織物の直接取引の夢がかなったか。
しかし…、ナポリはしつこいな。また小部隊で攻めてきた。
ダバノ: もはや恒例行事ですね。
ただ、気になることが。
ナポリの将軍が全員城に入りました。
次の季節に大攻勢に出るかもしれません。

ダバノ: …と思ったら杞憂でした。
ティエポロ: まあ、前の季節で敵の先鋒を全滅させたおかげかもしれん。
ダバノ: それはそうと、お隣のジェノバにはフランス軍が侵入していますね。
ティエポロ: ドイツは今、イングランドを攻めているからな。
その隙をついたというわけか。

1276年

ダバノ: 今年もナポリは攻めてきましたね。
ティエポロ: うっとうしいかぎりだが、収穫もあった。
捕縛した「伏兵、城攻」持ちの敵将を登用できた。
これで「城攻」持ちは私を含めて3人。
思い切ってナポリを攻めてみよう。

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ティエポロ: 運良く先番だ。
3部隊が城に届く。行くぞ!

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ティエポロ: なんとか敵を混乱させたが…、
敵の総大将があの位置では攻めづらい。
仕方ない。宮殿破壊を優先しよう。

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ダバノ: おめでとうございます。
これで、だぶついていた特産品を売り払うこともできますね。
ティエポロ: ナポリの再建は大変だがな…。
ダバノ: ところで、ジェノバは隣のアビニョンを建設したことで
防御度が減っています。
この調子でジェノバも攻めますか?
ティエポロ: たしかに「神曲」のためにはジェノバも必要だ。
しかし、「ウィリアムテル」はドイツがジェノバ
領有していなければ発生しない。
だから、ジェノバを落とすのは1307年以降だな。
ダバノ: うへえ、30年後ですか。
ティエポロ: その頃には、マルコ達も東方の産物を持ち帰ってくれるだろう。
そうなれば今回のゲームは終了だ。
それまでは、むしろドイツと結んでジェノバ防衛を手伝うつもりだ。